おゆき君の暴走で、予定より1時間くらい早めに宴会はお開きとなった。
若いころは静かに飲む、なんてことはほぼありえないとはいえ、
あとで幹事は怒られるだろうなあと思った。
フレッツ光をひっくり返したお膳が4個ほどあったし、汁ものもあったはずだから、
タタミがどうなっているか心配だ。
それはともかく、私は友人と深夜の帰路を急いだ。
始めはタクシーで帰る予定だったが、早く終わったので終電が間に合ったのだ。

そのJRのまばらな電車のなかで、つい先ほどの出来事を談笑していると、
友人は思い出したように彼の「酒での失敗」を話してくれた。

以下、証言。

ちょうど電車に乗ったからってわけじゃないけど、
あいつ酔っぱらってけっこうJRに迷惑かけててさ。
なんか乗り過ごしをハンパなくやってたらしくて。
始発まで飲んでて、そのまま会社行きの電車に乗ったはいいものの、
そのまま寝過ごして大垣まで行っちゃったらしいんだよ。
それで時計見たら始業寸前で、もうこりゃ間に合わないなと判断して。
そこから会社へ電話して「体調がすぐれないので休ませて下さい」と申告したら、
そこ駅のホームだったんで、後ろから
「大垣ぃ~大垣ぃ~」ってアナウンスがでっかく入っちゃって!
次の日会社行ったら、みんなから「おい、雪降ってなかったか?大垣。」
とからかわれたそうだよ。